唯一、里緒奈から逃げ出した男には見覚えがあった。 自分らが犯そうとしていた…女だ。 その女が、こちらを振り返ることなく走っていく。 「女を逃がすなあ!!」 「捕まえろー!!」 だが… 「…っ!?」 走り去っていく女を追いかけようとする男たちの足が、 止まった…。 「なんだ、てめえは…?」 清来の道を塞ぐようにして… 部屋から、里緒奈が出てきたからだ。