「あそこ、あそこの部屋だ…!!」 先ほど唯一部屋から逃げ出した男が、清来の他のメンバーを率いるようにしてやってきた。 男の後ろには、 「女の侵入者出てきやがれえっ!!」 数え切れないほどの仲間の数。 男たちが、里緒奈のいる部屋に乗り込もうとしたときだった。 -バタン! 「…っ!おい、待ちやがれえ!!」 突然、部屋のドアが開き、ひとりの女が向こう側へと走っていく。 肩には、男用の制服のブレザー。