自分の中で、何かがキレた。 「…何、してんだよ。」 腹の底から、自分でも驚くくらい低い声が出る。 「てめえ、誰だ…?」 部屋はそれほど大きくない、殺風景な部屋。 中心には、 お世辞にも綺麗とは言えない、煤けた大きなダブルベッド。 そのベッドで一人の女の子が、5人の男に押さえつけられるようにして横たわっている。 何が行なわれようとしていたのかはまさに一目瞭然…