屋敷自体のインパクトよりも とうとう彼らのアジトへとたどり着いてしまったのだということのほうが大きい (ここに・・・要が・・・) ふとそんな考えが頭をよぎった瞬間・・・ 「要っ・・・」 私は歩き出した 早く、 早く要を助けなきゃ・・・ 清来にいる限り、いつ殺されてもおかしくない そうなる前に救わないと 私は仲間と家族を・・・本当に守り切ったことにはならない もう大切な人たちが傷ついていくのを見るのは・・・絶対にイヤ。