「バカだな、 黒凪の副総長が冷静さ失って・・・」 気ずくと有沢に・・・ いつもの表情が戻っていた。 「・・・」 それを見て、一澤から険しい眼差しが消えていくと共に手から力が抜けていく いつもの落ち着いた彼であることに、一澤も理解したようだった 有沢の指が、自分の胸ぐらをつかむ一澤の手へと触れ・・・ 「いいか、海薙・・・ 水城も上沢も落ち着いて聞け」 ゆっくりと引き離す。