駆けつけた三人が困惑するのも無理はなかった 黒凪にきてまだ日の浅い新入りが 副総長を壁へと押し付けているのだから・・・。 それもただならぬ形相で だが幹部組が駆けつけてきてもなお、一澤の表情は変わらない 「部屋で何があった、斉藤はどうした!?」 やがて・・・ 「・・・ごめん」 有沢の口が静かに動く