有沢の見開かれた瞳に映ったのは・・・ 今までに見たこともない、一澤の怒りに満ちた顔 「海薙、やめろっ!!」 水城が慌てて一澤の腕に手をかける 有沢から手を放させようとするが・・・びくともしない 「その右手に持ってるやつは・・・何なんすか」 すぐそばで自分を止めようとする水城には一切目もくれず・・・ 一澤は有沢を凄まじい形相で睨みつける 「斉藤の部屋に行ったんだよな!?それでなんでそんな慌ててんすか、なんで刀なんて持ってんすか!!!!」