「有、沢さん・・・」 「・・・」 呆然とたたずむ一澤たちには目もくれず・・・ 有沢は剣を片手にスタスタと歩いて行く そんな彼に、 「有沢さん・・・!!」 一澤は慌てて駆け寄る 水城と上沢もそれに続いた だが、まるで・・・ 「・・・」 有沢は聞こえていないかのように何も答えない