私が右手にナイフを構えているのは それが理由・・・。 本当に「痛み」で、この刻印が発動するのかはわからない。 あくまで仮定なのだから けど今は・・・ 信じるしかないんだ・・・ 銀色のナイフを握る手に -ギュ・・・ そっと力がこもる。 これも自分のカンに過ぎないのだが、 与える「痛み」の大きさも刻印の力に関係しているのではないかと思う。 痛みが大きければ大きいほど、刻印が自分に流す力も大きくなる。