『黒凪』を敵に回してしまった私に、 明日からとんでもないことが起ころうとしているのだろうか。 この刻印が疼くほどに…。 確かに、 離島らが私をこのまま放っておくはずがない。 屋上での、最後の彼らの目 特に離島は今すぐにでも自分を殺そうとしているような、 背筋が凍るほどの冷たい目だった。 クソ汚ねえ根性、か…。 女の純情踏みにじった離島よりも、 親友のために何もできなかった自分のほうが最低だ。