私、 最低だね… 本当にめぐを思っていたのなら、 たとえ髪の毛を引っ張られても、睨まれても 親友のために離島に刃向かった自分を、後悔しちゃいけなかったのに…。 あのとき、離島を初めて「怖い」と思った私は、 本気で考えてしまったんだ。 『めぐに、謝ってください…!』 言っちゃいけないことを、言ってしまったと… 「ごめん、めぐ…!」