「あー、ちょっとあんたら、下がってて」 「え…?」 突然、部屋の前へと移動したかと思うと… 彼は一言、みんなに言った。 同時に -バサリ 「え!?」 腕に抱えていたブレザーを、横にいた海薙へと投げつける。 一澤は慌ててそれをキャッチした。 瞬間、きつめの香りが一澤の鼻を刺激する。 「…っ」 「あー、それ奏太のだから。 ちょっと預かってて」