「なんでオレが学校に行ってないこと… あんたが知ってんの?」 空気が、 一瞬で変わった。 優しかった目が、探るような鋭い目つきへと一変する。 「そ…それ、は…!」 まさか、リンの名前をここで出すわけにもいかない。 そもそも、有沢が私と同じ学校だと知ったのは、リンに教えてもらったからだ。 思わず視線を下げたそのとき… -トン 「へ!?」 -ドサッ!