「まあ、見てればわかる人にはわかるよ? 君は必死で隠してたつもりなんだろうけど… 少なくともオレはすぐにわかっちゃった」 まるで子供のような無邪気な笑顔が 今は怖い…。 「いつから…気付いてたの…?」 声が震える。 たったこれだけの言葉で息が上がりそうになった。 「能力テストのあたりには、薄々感づいてたかな」 …っ!! 能力テストのあたりって… それじゃあ 「私が女だって知ってて、 テストを受けさせたの…?」