だから 「ほ、ほんとにごめんなっ…!」 両目をつむり、部屋の扉のドアノブを勢いよく閉めようとした… のだが、 -ガッ!! 「…っ!?」 瞬間 閉まろうとしていたドアが 押さえられた… 「え…」 一瞬、何が起きたのかわからなかった。 数秒後ようやく事態を理解する。 閉めようとしたドアが、直前で止められたのだ。 …誰かの、この手によって。