髪が長いから、カツラをセットするのに少々時間がかかってしまう。 「出ないと目玉ほじくるぞー」 「…」 私はまっくろくろすけか 「ごめん、今出るからー!」 数秒後何とかカツラをかぶり終える。 ズレてないよね… 一応部屋の鏡でチェックして、 ようやく私はドアを開けた。 「えっ!?み、みんな…!?」 だがドアを開けた瞬間、 私は驚きで思わず目を見開く。