キョトンとしながら、思わず答えてくれた水城を見つめる。 「今、 なんて…」 「だからー、合格だってば」 言い放っている言葉とは裏腹に、水城は再び軽いノリで返事を返してくる。 私が、 合格…? 「そんなの有り得ないっ!!」 -ギシッ!! 気づくと私はベッドから勢いよく立ち上がっていた。 突然の衝動にベッドが大きく軋む。