自分のことしか見えなくなってた…。 思わず顔を伏せると、そんな自分の肩に優しく手が置かれる。 「えっ」 驚いて顔を上げると、優しい笑みを浮かべた水城が目の前にいた。 「とりあえず座ろうか。」 「…」 水城の言葉に、私は静かに頷いた。 -数分後、 私たち3人は向かい合うようにしてそれぞれベッドとイスに座っていた。