問題は その後だ。 そこからの記憶がどうしても思い出せない…。 「誰か…誰かっ…!!」 慌ててベッドから立ち上がる。 服装は男子校の制服で昨日までのまま。 「一澤…水城っ!!」 今の自分に状況を説明してくれそうな人の名前を大きく叫ぶ。 そこへ… -ガチャ ちょうどよく自分のドアが開けられた。 入ってきたのは… 「…斉藤!」 「一澤!!」 …一澤海薙だった。