要 血はつながってないけど、私の大切なたった一人のお兄ちゃん。 母親に捨てられて、ズルズルと心に闇を引きずっていた私に 光をくれた。 生きていくってことを、生きているっていうことを教えてくれた 笑顔を 教えてくれた… 私、 何やってんの 「……どいて。」 死ぬのなんて、 怖くない。 そんなことより、ここで諦めて要を見捨てることのほうが もっと地獄だ。