言いながらも、 私の体は小刻みに震えていた…。 私はとんでもないヤツと、 早速会っていたのか… ふと、視線を感じる… 「…っ!!」 顔を上げた瞬間、私は血の流れが止まるのを感じた。 見ていたのだ。 彼が、 有沢千景が、 私のことを… なん、で… さっきまで、まるで眼中になかったはずなのに… 銀色の前髪からのぞく、 赤い目。 部屋の窓から見た、あの目と同じ。 またこうして、それが私を見てる。 「あ…や…」 怖い… 震えが、止まらない。