だがある人の顔を見た瞬間、




え…



私は固まった。







あの、人は…









手前には優しく笑みを浮かべた櫻井さん


そしてその一歩後ろ…


右から離島、番沢、それから世相の隣の男…






いつかまた会えるだろうとは思っていた。



だけど、まさかこんな形で


「再会」するなんて-‥









その青年は間違いなく、



私が部屋の窓から目が合った、あのキレイな青年だった…。









だけど、




ちょっと待って。






彼が、今ここにいるということは…







-ドクン。





私の背中を、妙な冷や汗が伝う。







彼が、ここにこうしているということは…