「…ありがとうございました。」 あの4人がいなくなったからか、その場が急に静かになる。 一応、ここまで案内してくれたことにお礼を言い、 部屋の中へ入ろうとしたそのとき、 「お前、女みたいな顔してるな。」 っ!!!!!!!! 櫻井さんが話しかけてきた。 突然のその言葉に、私は驚きを通り越して言葉を失う。 同時に冷や汗がドッと背中から吹き出すようだった。