私の存在を無視して続く言い合い。 ………………………………………………。 なんと言うかその……。 「子供の喧嘩みたい…。」 聞こえないくらい小さな声で言ったはずなのに二人には聞こえていたらしく、二人とも私を同時に見る。 「「誰が子供みたい(だと)………?」」 「う……、いや、あの………。ゴメンナサイ。」 私は悪くないはずなんだけど二人の気迫に圧されていつの間にか口からは謝罪の言葉が出ていた。