あまりにも原田さんの声が大きかったので、その部屋にいた全員の壬生浪士組の人がこちらを向く。 「原田くん、その芸子と知り合いかね?」 真ん中に座っている壬生浪士組の人が原田さんに質問する。 「近藤さん!!!!まぁ、俺の知り合いでもあるけど、どっちかって言うと総司の知り合いですかね…。」 原田さんは私に 「なっ!?」 と悪びれなく言う。 (ど…うしよ……。 私が永久って事、総司にバレた………) 「その、あのっ...」