私は慌てて立ち上がり、私と岡田を隔てている障子の前までいく
「来るなっ!!!そこ開けるな!」
胸を締め付けるような声
「お…かだッッ」
「開けん「嫌だ。岡田は私のところに来てくれた、頼ってくれた、なら、とことん頼って、ね?」
「永久...」
恐る恐る開く障子
ドクンドクンと鼓動がなる
全て開き終わった障子、そして廊下にいたのは血まみれになった岡田で光をなくした目をしていた。
(岡田...)
「待ってて、今すぐ手ぬぐい持ってくるから」
私がそう言って手拭いを取りに行こうとしたら、グンッと着物の裾を岡田に引っ張られた。
「どうしたn「此処に居てくれ…………。」
「え……………?」
「此処に居てくれ、一人でいると駄目なんだ…………。」
そう言って岡田は私の裾をグンッとさっきの倍以上の力で引っ張るとそのまま私は岡田に後ろ向きで抱きしめられる