「俺もあんなに女と接触する総司は始めてみたんだ。」




原田さんが嘘なんてつくはずないけど…
流石に
「信じられません……。」




「ハハッ!!まぁ、昨日あんな事されちゃあ、信じられないのも無理ないか!」




はい、原田さん……。
信じるのは無理です。



それに、私、これ以上、壬生浪士と仲良くなっちゃいけない気がする……。

岡田には「仲良くなれ」って言われたけど、もし、戦う時になった時には………。

私は彼等と戦える?
彼等を斬れる?

無理だ………。


今のうちに関わりを切りたいのに………。



それなのに原田さん………。
その手は何ですか?





原田さんはガッチリと私の手をつかみズルズルと私を団子屋から壬生浪士の屯所へと連れて行った。