「お前、昨日、総司にからかわれた女だろ?」



「あははは...」


苦笑いを浮かべて目線を落とす

そんな私の頭をいきなりわしゃわしゃと撫でる彼


「昨日、総司が悪いことしたな…!」





「あ...、いえ、いいんですもう...」




「総司も悪気は...あったかもしんねぇけど、まぁ、あいつの言った事はあんま気にすんな」



「はい...」


一応、礼儀としてそう言っておくけど、気にするよ