もしかして総司.... こんな時に 「からかってるの...?」 「まさか。こうして会えるのも最後だから俺のって印っけてんの。」 総司のいうとおり私の首筋には赤い痕が残っていた。 でも....いつかこれも薄れて薄れて消えてしまう。 私と総司の記憶も薄れて薄れて消えてしまうの? 今が過去になってしまうの? 時が止まればいい。 ずっとずっと進まなくていい。 このままで...いいのに。 でも、私は帰らないと行けない。 これが総司と会う最後....。