京に来て、失った者も多かった。
自分の情けなさも弱さも知った。



けど、貴方と出会えた。
恋をするという気持ちも知った。




教えてくれたのは貴方よ.....。





勢いよく走ったせいか髪は凄く乱れ、着物も着崩れしてしまっている。

でも、何故か彼が居る場所につくまでが短く感じて....



そして、彼の姿が見えた。







「総司ぃぃぃぃ!!!!!!」





彼の名をこれ以上かってくらい大声で叫ぶ私。



まるで、今まで呼べなかった分を一気に呼べだ感じになってしまう。