今でもそう..... 私は総司の事が気がかりで仕方がない。 こんな私じゃきっと....... もう、此処には居られない.......。 そう私が思ったとき、京の町をお天道様が照らし出す。 そしてその町を堂々と歩く新選組。 総司も仲間に肩をかしてもらいながゆっくりと歩いている。 香山さんはそんな彼らを怒り狂った目で物陰から見ている。 仲間を殺されたのだからしかたがない....。 そして、私もきっと彼らをそんな目で見ないといけないのに、私はそんな風に彼らを見ることは出来なくて.....。