もうこの世岡田はいない………。 そう思いたくないのに、現実が私に岡田の死を突きつけてくる。 『永久!』 今にも聞こえてきそうな私を呼ぶ岡田の声。 もう、私を呼ぶことも、笑い会うことも、ましてや会えることも………ない。 「伝えにくるって………いったじゃない…。約束…したのに………。」 ひどいよ………。 そう思った瞬間、コトンと箱が私の手から落ちて中身のものが見える。