「お、お前、熱大丈夫か………?」
「え?熱………。あ、そうだった。私、熱がでたんだっけ………。昨日の昼ぐらいからの記憶無いや。もしかして、岡田が看病してくれたの………?」
「あ、ああ。」
そう曖昧な返事をするけども、記憶ないって………。
熱って凄いな……。
てか、風邪に気づかない永久ってやっぱり馬鹿なんだな。
「岡田、ありがとね。」
俺がそんな事を思っているとは知らずにニッコリと笑ってお礼を言う永久。
「ッッ…。お、おう。粥も作ってるけど食べるか?」
永久の笑みを久しぶりに見て、一瞬顔を真っ赤にしてしまう俺。
だが……。