「二人とも離して……。私これから用事あるか……」


私は二人から逃れようとしたが、二人とも私の頭上で何かギャアギャア言い合って、私の意見など聞いてくれない。



なんで、墨と食材を買いに来ただけなのに、こんな目に会わなきゃ行けないのよ………。




「もう、二人ともいい加減にしてよ!私はッ…だぃ……じょ…ぶ…だか…r………、」




やばい…。
クラクラする。
地面がグラグラして上手く立っていられない。



「おい!!大丈夫か…!?」

「永久!!!?」


二人が何か言ってるが聞こえない。



身体がだるい……。



私はそのまま深い眠気に身をゆだねた。