さっきから凛ちゃんが一言も喋らないでいる。
あまりにも大人しいから近寄って話し掛けてみた。
「木葉のせいで木葉のせいで…」
微かに震える身体。怒りを堪えているようにも見える。
私、凛ちゃんにの逆鱗に触れるような事をしちゃったの?
もしそうだとしたら謝らないと。
「ごめ…」
「あたしの心臓、ドキドキで壊れるかと思っちゃったじゃない!」
…はい?それはどうして?聞こうとする前に、凛ちゃんは変わらない表情で語り出す。
心なしか若干頬を赤く染めているようにも見えた。
「木葉がいなくなったと思えば、桜の君もいなくなるし。
そしたら栄さんと想太さんとずっと一緒でさ…
年上の人とずっとだよ?そんなの初めてだよ。
…しかも2人共格好良いし、笑顔も良いし」
あまりにも大人しいから近寄って話し掛けてみた。
「木葉のせいで木葉のせいで…」
微かに震える身体。怒りを堪えているようにも見える。
私、凛ちゃんにの逆鱗に触れるような事をしちゃったの?
もしそうだとしたら謝らないと。
「ごめ…」
「あたしの心臓、ドキドキで壊れるかと思っちゃったじゃない!」
…はい?それはどうして?聞こうとする前に、凛ちゃんは変わらない表情で語り出す。
心なしか若干頬を赤く染めているようにも見えた。
「木葉がいなくなったと思えば、桜の君もいなくなるし。
そしたら栄さんと想太さんとずっと一緒でさ…
年上の人とずっとだよ?そんなの初めてだよ。
…しかも2人共格好良いし、笑顔も良いし」


