翌日、晴れた空。青い色は澱(よど)む事なく何処までも澄みきっている。

私の心とは正反対。今日は黒い服でも着ようかな。

変だと思われそうだから、今はやめておこう。どうせすぐに着るだろうし。

下へ降りれば嘘のような何時ものような光景。何もまだ連絡来ていないのかな?

今日は1日部屋で過ごそう。さっきメールを見た時、

凛ちゃんが“残念会”なるものを開くとかってメールをくれたけど、

今日は遠慮しておこう。顔もちょっとひどいしね。

暇だったから受信ボックスの中のメールを整理しだす。

見てみると尋とやり取りをしたメールは極僅かだと言う事に気がついた。

こうなるならもっとメールでもしておけば良かったと、今更後悔する。