「なぁ若葉、急にどうした?俺なんかしたかな」 電車に乗ったとき梅川くんが不安げに聞いてきた。 「ううん!違うのっ…心配かけてごめんね」 私は無理矢理笑顔を作った。 「そっか…」 梅川くんはそれ以上は聞いてこなかった。