ドキドキッ‥ 私は胸が高なっていた。 しばらくお互い何も喋らず空を見ていた。 「なぁ‥」 颯ちゃんが不意に話し掛けてきた。 「んー?」 「愛華って、好きな奴とかいんの?」 えっ‥‥ どっきーん! 「えっ、な、なに急に‥」 「いや、ただ聞いただけ」 「そう‥」 あーっ! ほんと今ビックリした! 颯ちゃん急に言うんだもん