「熊井カオルコだから、クマコ」


「そう。まあ、こんな通りオンナっけはなかったからさ、男子からからかわれていたよ。おまえもセーリあるんだな、なんかいわれちゃうぐらいだから。何度もオンナらしくしろってウンチクたれてさ、嫌になったんだ」


伊吹くんは視線を下におろした。