デイトリアからしてみれば俺は邪魔者なのは解ってる、それでもやっぱりマクバードといたかったんだ。

 マクバードと会った他の人はどうしたんだ?

 俺みたいに記憶を操作したのか?

「教えてくれよ、デイ──」

 煌びやかなLEDライトと、激しく耳を打つ音楽に囲まれて剛は孤独に立ちつくした。