初めてメールをしてから、電話、そして対面。



最初は緊張したから弥生についてきてもらったんだ。居酒屋で三人で飲もうってなって。



待ち合わせに表れたのは、ラフだけど可愛いパーカーを着たお兄さんのような人。



ストレートな髪の毛に通った鼻筋、少しクマがある一重だけど細くない目。
顔は知らなかったが弥生も同じ事を多分思っていたと思う。




「優ちゃん、カッコイイんだね。」



初めて会った三つ上の優ちゃんに、正直こんなどストライクな人が来るなんて思ってなくて弥生を連れてきたことを後悔するくらいだった。




「嘘つけ。でも嬉しいから今日は俺の奢り。」



「「わぁぁ~い!!」」




早く二人きりになりたかった。