「あか、お…くん…」 ふりむかなくてもわかる。 この声は、本田。 「本田、どうした?」 本田を見ると、肩で呼吸をしていた。 「あ、あの…」 「ん?」 「あの…、バレンタイン前のときに助けてくれて、ありがとう」 バレンタイン…? あぁ…。 あのときか…。