そしてもう一人…

「また寝てたのかよ…」

いかにも私に興味ありません雰囲気を出して登校してきたのは幼なじみの桐島隼
(キリシマシュン)

今年も席は私と隣
私は隣の席の隼に

「今年も席隣だね!」

と話しかけるけど隼は

「いつものことだろ…」

とそっけない

けど私は気にすることなく咲と話し始めた
小さい頃から隼は言葉数が少なくて周り

からは、顔はいいのにもったいないとか

いわれてたけど、私には隼は周りより少

し不器用なだけだってわかってる


それに隼のことをわかってくれてる友達だっているしね

今、隼と話してる男の子、坂本拓也(サカモトタクヤ)君

隼と違ってよく喋る男の子だけど隼のこ

とをよく分かってくれてて隼も拓也君と

いる時は楽しそうだな