秘密の王子さま☆







「ふっ、見とれてんの?」


そう言いながら
もっと顔を近づけてくる。



「ち、近いっ」


「だめなの?」


「だっ…」



だめに決まってるじゃん!!


でもそんな目で見つめられたら
なんも言えなくなる…。



「莉音…」




名前を呼ばれて頬を撫でられる。



「…っ」



身体が痺れたように動かなくなって
思わず目を瞑る。




やばいやばい。


心臓壊れちゃうくらい
鳴ってるんですけど。