秘密の王子さま☆








「ねえ莉音。マック寄って帰らない?」


放課後。
荷物をまとめたみおがそう言う。


「ごめんっ!今日お母さんの誕生日だから早く帰らなきゃ行けないの」

「そっかあ。了解っ!じゃあまた今度遊ぼうね!」



バイバイと小さく手を振って
教室を出ていくみおを見送ると、

自分も荷物を鞄にいれて
教室を出る。




お母さんの誕生日は毎年、
あたしが夜ごはんを作ることになっている。


今年は何作ろうかなー。


お母さんの好きなグラタンは
去年作っちゃったしな。


んー…。



そんなことを考えながら
家の近くのスーパーにはいる。


無難にハンバーグでもいいかなっ!


買い物をすませて
家へと急ぐ。




いま思うと、もっとゆっくり
買い物をすればよかった。うん。