「ねえ莉音。マック寄って帰らない?」
放課後。
荷物をまとめたみおがそう言う。
「ごめんっ!今日お母さんの誕生日だから早く帰らなきゃ行けないの」
「そっかあ。了解っ!じゃあまた今度遊ぼうね!」
バイバイと小さく手を振って
教室を出ていくみおを見送ると、
自分も荷物を鞄にいれて
教室を出る。
お母さんの誕生日は毎年、
あたしが夜ごはんを作ることになっている。
今年は何作ろうかなー。
お母さんの好きなグラタンは
去年作っちゃったしな。
んー…。
そんなことを考えながら
家の近くのスーパーにはいる。
無難にハンバーグでもいいかなっ!
買い物をすませて
家へと急ぐ。
いま思うと、もっとゆっくり
買い物をすればよかった。うん。
