「…………恥ずかしい」 恥ずかしさから顔を俯かせる私。 透真はそんな私の目の前に立つ。 俯いた目線に透真の上靴が見えて… 「ねえ、そろそろ顔上げて? キスできない…」 上から降る透真の声と、持ち上げられる顔……… 目の前には透真の顔がいっぱいになって………… そして、2人の陰が仲良く重なる。 ――――― 2月2×日 今年の誕生日は、とても素敵な誕生日になりました。 ―――――