殺した理由

「うひっ・・・ぷっくく・・・ふふっ・・・」
まだ美しい少女はお腹を抑えている。
先程よりは笑いが収まって来ていたが・・・やはり、美しい少女は笑いすぎてる。
馬鹿にしすぎだ。
なので、美希は顔を赤くしながら相手を睨んで見せた。
「なんで、そんなに笑うの?やめてよ。」と目で訴えるかのように。
だが虚しくも美しい少女はこちらを見ていないので、訴えは通用しなかった。
しかし、美希は粘り強くまだ美しい少女を睨んだ。
するとやっとこっちを見て、ようやく目があった。
「そんな目で見ないでよ~、ごめんね?」
美しい少女は謝ってくれているが、全く謝罪の念が伝わってこない。
軽い感じで美希に謝っているようだ・・・。
まぁ・・・「ちゃんと謝って」と言っても、どうせ今と同じで態度を変えないだろう。
美希は諦めたように、はぁ、とため息をついてみせた。


「あの、もう直ぐと言ってもどこなんですか?実際・・・」
美希は美しい少女の背中を見つめながら、相手に問う。
期待を少しだけ込めてみたのだが、やはりその期待の半分の通りに期待を破った。
「んー?私、説明するの苦手だし。まぁその内着くよー!」
美希は呆れ果て、ため息すらしようとも思わなかった。
この美しい少女は自分の家(だと思われるところ)までのことを説明をすることができないのか。
普通はできるものだろうに。
何故説明することができないのだ?
大雑把な説明でもいいから、教えて欲しい。