殺した理由

6人中3人見つけ、残り3人を探している途中だ。

幼い少年少女は、木の陰に隠れてる子、木の上に登って隠れてる子、

ベンチに隠れてる子が居た。

捕まった子たちは、利津と一緒に隠れている子たちを探している。

「どこかなー?」

と、わざとらしく、声を出して探してみる。

捕まった子たちも、利津の真似をし、隠れている子たちを呼んでみる。

「「「どこかなー?」」」

利津と捕まった子たちは、歩きながら、探す。

滑り台に近づいてみた。

カタッ

小さく音が聞こえた。

きっと、ここに隠れている子が居るのだろう。

利津は滑り台の階段から、上(のぼ)ってみることにした。

ゆっくり。

ゆっくりと、階段を上る。

上まで上ると、下には、やはり隠れていた。

まだ利津には、気づいていない様子。

静かに後ろから、近づいた。

そして、後ろから、抱きしめて、元気な声でこう言った。

「みーつけた!」

「うぇ?!お兄ちゃん!ビックリしちゃったよー!」

「あははは、ごめん!ごめん!」

利津はその子の頭を優しく撫でてやる。

そうすると、二人同時に滑り出す。

あっという間に、土に足がついた。

「よーし!残りの子たちを探しに行こうか!」

「「「「は~い!!」」」」

そして、また探すのを再開をした。