3月14日 仕事を終えた文子は、会社のロッカーで服を着替えていた。 「安西先輩、デートですか(笑)」 後輩社員にそう言われ、少し照れながらも「そう…」っと呟いた。 「いいな~!」 「先輩の彼氏紹介してくださいよ!」 「またいつかね(笑)」 そういいながら、文子はそそくさとメイクを済ませロッカーを後にした。 会社を出て、電車に飛び乗り、着いた場所は… 「ここ…初めてきた。」 かなりの路地裏にあるカフェバー。モダンなたたずまいを漂わせるそのドアを文子はゆっくりと開いた…。