救急車に乗り込んで、病院に向かう文子と西澤。
車内でも文子に必死に声を掛け続ける西澤。文子は、意識を失いそうになりながらも「もう少し…待ってね…」とおなかの子供に声を掛けたり「亮太…さん…」と西澤を求めた。


数十分後

救急車は病院の入口で止まった。救急入口をくぐり、分娩室に入る直前、文子は西澤は、言葉を交わす。